探偵ゆばのブログ

長くなりそうな話はここでします。ごくたまに更新。

カオスな同人誌を作っちゃおう!

ご挨拶

探偵ゆばです。今回も備忘録代わりに書いております。

一応タイトル通りの内容ではありますが、これから同人誌を作ってみたいと考えている方の参考になるような内容では決してありません!ただ、不思議なことやってんな〜と面白がっていただけたら嬉しいなと思います。あと、今見たら一万字を超えてます。

どうなるのか想像がつきませんが、ぜひ一緒に楽しんでください。

 

 

 

⚠️注意⚠️

今回のブログはBLカップリング要素(わりと人を選ぶ)が含まれます。苦手な方はこの時点でブラウザバックを推奨します。

 

 

 

…どうですか?大丈夫そうですか?

重要なのはカップリングの詳細でしょうか。

 

具体的には、

・「カリスマ 天堂天彦×天堂天彦

・「あんスタ 日々樹渉×天祥院英智

・上の作品のその他同一人物同士のカップリングの話

が登場します。

そこまで濃い話は出てこないので、両方興味がない方なんかは難なく読めると思います。以下、上記のカップリングにご理解いただける方のみの閲覧をお願いいたします🙇‍♀️

それでは参ります。

 

もくじ

 

 

 

⚠︎ここから長い語りを挟みます。ギリギリまで全消ししようか悩んでいたほどキショいです。怪文書の気があ

無理そうな方、また途中まで読んで無理だと思った方は上↑のもくじから「友人のこと」まで飛ぶとスキップできますのでどうぞ。是非どうぞ。


ここからの文章は常体で失礼します。

 

短めの前置きだったもの

私は天堂天彦×天堂天彦(以後「天天」)を愛している。

 

(2022.12.時点の思想)

はじめの注意喚起から当たり前のように出した天天だが、ご存じない方にはわけがわからないだろう。ざっと説明させていただくと、天彦が2人いて、その2人のカップリングだ。片方がCBバージョンのときもある。…このことはすぐ下で後述するが、本気で自信がないので天天についてろくに言えることがない。(なのにダイスキすぎて苦しむことになる。)とにかく、天天は所謂「同一cp」だ。

もともとテラ×テラが好きで、cp傾向が一切ない自分の唯一見る腐向け作品がテラテラだった。その後天天が好きになり、世に出したり出さなかったりする天天を何枚か描いた。この辺でもう諦めた方がいい。

 

しかし私はとんでもなく二次創作に向かない人間であった。

なんで2人いるのか…と。自分の中の倫理と欲望の闘いである。

テラテラを連れてこよう。テラテラは"公式"だ。私が思うには。テラくん曰く「一番大切なパートナー」であり、ドラマ内では幾度か結婚願望を漏らしていて、好きすぎて鼻血を週4で出す。お似合いだ。幸せになってほしい。マリアージュ。作中最強とも言える圧倒的公式カップリングがテラテラなのだ(異論は認める)。

 

では、天天はどうだろう。

…………無…だ。

「此奴は自分の欲のために好きなキャラクターを利用している」と捉えられてもおかしくないほどの未開拓地に来てしまった!過疎にも程がある!いや自分と同様に天天を愛し作品を生み出している方も一定数いらっしゃる(と信じている)ので過疎とか言うのは失礼だと分かっているが…いやでも…えぇ…。

今はそれなりに増えているのかもしれないが、私から見た2022年8月の天天界隈はこんな具合だ。

公式内の絡みが(当たり前だが)「無」であるジャンルを描くということは、私にとって難しい試練だった。

そもそも二次創作というものは「嘘」なのだ。嘘の度合いが違うだけで、全員やっていることは自分の求める理想の嘘を生み出す捏造行為である(素敵な嘘をありがとう)。ところが流石に「2人いる」はマズいのでは…と、天彦2人を絡ませようとしている私を私の倫理観が押さえつけた。石を投げられてもおかしくない。駄目ではない。いやダメではないけどいいの?私はどうすればいいの??

そんなこんなで、あまり表立って「天天大好き〜♡」とアピールするのを自制して悶々と日々を過ごした。

 

しかし、この私の天天自制期間が意図せず逆に天天への願望を温めてしまっていた。(怖い)

一念発起という発作

2022年12月某日

カリスマ関連ではない日常垢、の、さらにTwitterサークル内の私は荒れていた。しょうもない話だが(本当に本当にしょうもない話だが)、その日の会話の途中で「甘々」というワードが出た。そこまで日常的に耳にしないワード「あまあま」は私の頭で「天天」を経由してやっと「甘々」に正しく変換された。え、もしかしたら本当に天天の話だったのかもしれない。気が動転したのでよく覚えていない。そんなわけないので甘々だったのだろう。混乱する脳。決して取り乱さぬよう体裁を保ち何事もなかったかのように振る舞ったが、帰路につく私の脳は完全にド紫色なのであった。禁忌だと己を制し半ば封印して忘れつつあった天天の存在が戻ってくる。うわぁ〜〜好き〜〜〜〜〜

この記事を書くにあたりその日常垢で「天天」と検索をかけたところ、とてもかわいそうな天天難民のツイートを確認できた。

 

意味のわからないものはドキドキする。私は最高に意味のわからないいいことを思いついた。

友人のこと

まず私が日頃からお世話になっているある友人の話をする。メインに推しているジャンルは違えどオタクとして価値観の近いとても気の合う友人だ。

私は狭く深くハマるタイプで知らないことが多すぎるため、他界隈のオタク事情を聞くのが好きだ。その友人があんスタの日々樹渉×天祥院英智(以後渉英(わたえい))が好きであることはよく知っていた。そしてそのファンアートもよく見ていた(彼女は絵が上手い)。

私が彼女の話に関心を持つように彼女もまたカリスマをかなり認知してくれていて、たまに私のために天彦を描いてくれる素晴らし人だった。

なお、紫のハートが左右に3つずつ連なったイヤリングを見て「天天の合コンだ」と言い放ったのは彼女である。

作ってから「この画像いる?」と気付いた

2023年1月某日

少しだけ緊張。

茶店でお茶(私はクリームソーダ)をしながら友人と話しているときに、私は「本当に意味がわからないだろうから、全然断ってくれていいんだけど…」と前置きをしてから言った。

 

 

渉英と天天の合同誌一緒に作らない?」

 

 

 

突飛な提案のようだが私の中では意志が固まっていた。私は同人誌を作りたい。だが1人だと不安。そして「天天」という自分でもよくわからないcpには「他ジャンルcp合同誌」という余計よくわからない要素が必要だった。自分たちしか読まないし自分たちだけが得をする合同誌だ。自分の好きなcpを描きつつ、互いに相手の好きなcpも少し描けたら良いなと思っていた。(普通に彼女に天天を描かせたいという下心もあった)

彼女も私も同人誌づくり未経験者なので不安はあったが、この提案を快く受け入れてくれた。やったー!!

こうして私とこの友人は「渉英・天天合同誌(仮)製作委員会(私が言ってるだけ)」を結成したのだ。果たして無事完成させられるのか。私も友人もゴリゴリに忙しいので「無理をしない」と決めて完成まで頑張ることにした。

 

 

パフェ食べたいだけ

本気で何もわからないので、まず「同人誌の作り方」的なサイトを読み漁った。あまり書くと怒られるが…、わたくしの母、あの人は昔絶対に同人活動をしていたので役立つ情報が貰えないかと一度聞いてみたのだが、時代が違いすぎて無理だった(印刷所の最少部数が今とは比べものにならない多さだったり創作JUNEの話を聞いた。私が「わりと今のオタク」なのは分かった)。「対談すれば?」というとち狂ったご意見も頂けたので前向きに検討しようと思う。



LINEで通話するよりも直接会って話し合う方が描いて見せたりするのがスムーズなので、休日に時間をとって会議をした。会議兼、パフェを食べる会。なんだかんだ「パフェを食べながら対談だ!」と原稿終了後の対談を企画していたが、「何もなくてもパフェを食べたって良いじゃないか」ということでパフェ会議。パフェを食べたいだけである。

 

オタクが2人集まって真剣に会議などできるはずもなく、常時話が脱線していたがなんとか表紙の大まかなデザインとページの割り振りを決められた。異ジャンルの合同誌でいかに表紙の不自然さを消すかというのがとにかく、それはもうとにかく大変で、めちゃくちゃダサい没案が何個も生まれては闇に葬られていった。なにかひとつ間違えたら、4人が飛行機の窓から顔を出しているやつ(修学旅行のしおり)になっていたのかもしれない。

 

パフェに引っ張られてかわいいパフェのデザインに着地した。良い感じ良い感じ。

かわいくすれば大体の誤魔化しが効くと信じている。

中身はぼちぼち…まだ構想やネームの段階だ。

ページの割り振りとともに大まかなページ数も見えてきた。

私は腐女子ではないのでBLおよび同人活動についての知識が希薄だった。友人も同人誌を作った経験はないという。ならば見に行こう。この日は天彦のぬい取りに付き合ってもらえるとのことでたまたま池袋に来ていた。絶好の同人誌視察日和だったというわけだ。(?)

サイズ、厚さ、紙、などなど勉強になった。時たま地雷に出会い空気がピリつく瞬間があって面白かった。

 

この日はここまで進め、後日にタイトル決め作業通話を予定して解散。小学校のスローガン決めみたいなことがしたいので「タイトル案・入れたいワードなどをその日までに考えてくる」という宿題を2人ともに課した。

 

なるようになるタイトル決め!

さて、タイトルをどうしよう。

これまでは「合同誌」と呼んでいたがかなり丸出しな感じがするしやはりタイトルがないと愛着が湧かない。またもや異ジャンル合同誌あるある(そんなものない)で、統一感がないため短くひとつにまとめるのが難しい。難しいというかこんな情報量ごちゃごちゃなものをまとめるなんて無理では…?

 

迎えた通話当日。

本橋依央利って本当に便利だね

これくらいしかないだろうと思う案を1つだけご用意できた。

それがこちら、

〜「闇パフェ」〜

お察しの通り「闇鍋」をもじったもの。ごちゃごちゃを逆に全面に出したタイトルにしてみた。パフェは私たちと縁もゆかりもあるので良いのではないだろうか。

「パフェが入ってるとかわいい」

「パフェに対して闇(漢字)の密度がすごい」

「短くて良い」

「短すぎる?」

多分こんな会話をした。イイ感じ、だけどもちょっと短すぎてサッパリしちゃってるかなぁということで一先ず保留だ。

 

続いて友人だが、なんと私が以前からちょくちょく言っていた「オンリーのタイトル(名前が入ってるやつ)みたいにしたい」という要望を覚えてくれていたらしく、その方向の案を持ってきてくれた。嬉しいな〜〜〜。この友人、"そういうところ"すぎるのだ。私はかなりどうしようもない人間なのだが、別にその私と比較せずともよく出来た人だなぁといつも思う。私のわがままを聞いてくれるし頼りになる…合同誌を彼女と制作できることに感謝😭この記事は友人にも確認で読んでもらう予定なので自分で書いておいてちょっと恥ずかしいかもしれない。読んでるか〜〜い?

私は天天のcp名が大大大好きなので、もしオンリーっぽい名前にするなら「甘々」で分割せずに入れたいと言っていた。これも覚えていたようだ。なんでも覚えている。ヒエ〜

表紙がパフェで、かわいい雰囲気にすることは決まっていたので「甘々」はそのまま採用、渉英の「わた」は「わたがし」「わたあめ」に出来そうだと。で、「えい」をどう可愛くするかという状況なのだそうだ。

ここからは「えい」の付くかわいいもの探し。この世に「えい」の付くかわいいものがどれだけ少ないことか。「英智くんしかいない」と彼女なら言うのだろうか。

私は行き詰まっていたが彼女が良い提案をした。

分けるパターン…!オンリー名でよく見るやつだ!このようにしてオンリー名は生まれていくのだなあ…(感慨深)

今度は「〜え」のかわいい言葉探しだ。巻き添え。震え。生贄。←かわいくない例

これもなかなか見つからず…。またも友人の案で沈黙が破られた。

もえもえ(萌え萌え)」だ。思わずスタンディングオベーションしそうになった。それだー!可愛い〜!!!!

読者の方はここまで読んで「オイオイ…可愛すぎじゃないか?相当恥ずかしい名前になるぞ…」とご心配されていることだろう。大丈夫、我々は既に馬鹿みたいにかわいい名前にする気しかない。この際私の絵柄が全然可愛くないことは無関係だ。めちゃくちゃかわいいアホなオンリー名みたいなタイトルを作るぞ〜〜!

す〜ごいことになっている。甘い。「あまあま」と「もえもえ」が対句になっていて盛り上がった。

ここで問題が発生。

「名前を呼べない」

略せない。フルは流石に…。キャッキャキャッキャしながらめちゃカワタイトルを考えたのが仇となった。どうなる…!?

 

紆余曲折を経て完成したタイトルがこちら

長い方はサブタイトルにし、「闇パフェ」を引っ張り出してきた。呼ぶときは「闇パフェ」だ。「パフェ」被りしていたので「いちごパフェ」→「いちごのせ」に変更。

一件落着。なんとかなるものだな。呼びやすく、かつ馬鹿カワ要素も入れられてバランスよく収まった。結構気に入っている。

 

タイトル決め通話会議はこれにてお開きとなった。

 

 

 

テコ入れ

9月。あれから半年の月日が流れた。これは懺悔だが、おそらく締切の一つや二つはぶち破ったのではなかろうか。理由はそう、忙しすぎる!!…などというのはもうやめたい。私のようなろくでなしとは違って忙しくても頑張ってる人はいます。

しかしまあ、理由は忙しいという以外に考えられなくもない。締切の緊張感が足りないのだ。出すイベントもない、見せる相手もいない、仮に出せるイベントがあるなら、見たい人がいるなら教えてほしい。何を作っているのかたまに分からなくなる。そういうわけでいまいち締切に対する意識が低いのであった。

これはなんとかせねば…!そう、

テコ入れ

が必要だ。

出すイベントがない?

なら作ればいいじゃないか、架空のオンリーを。

「異ジャンルcp合同誌」「対談」「架空のオンリー」と言霊が宿ってそうなワードが頻出している。

オンリーといっても架空なので「この日までに手元に本がないとやばい!!」の日をわかりやすく設定したのだと解釈していただけると嬉しい。友人にこの話を持ちかけると「オンリーじゃないじゃん」と言われ(たしかに〜)、ドン引きされたかは分からないが了承してくれた。よかった…。

架空ではあるが一応集まって本を渡したり甘いものを食べたりするだろう。その日取りだが、2023年内がいいということで「12月24日ならケーキが食べられるよ」とふざけて言ったらたまたま2人とも丁度いい日だったので本当に12月24日になってしまった。そういう年もある。どういう年だよ

youtu.be

これじゃん

 

 

この半年を振り返り自分の主催(宰)としての責任を感じて興奮したので、反省として原稿の催促と定期進捗報告を始めることにした。そして私も原稿の儀式として甘いものを禁じようと思う。燃えてきた。

 

半年もあれば変わることは多い。このブログ記事の序盤で相当天天へのコンプレックスを拗らせていた私は、なんだかんだその未開拓地に家を建てて丁寧なくらしをしている。たまに地盤が緩いのを思い出しては不安で駄目になるものの…

あとはあまり関係がないが、あんさんぶるトレーニングを始めたりなど…。

 

原稿頑張るモード

甘いもの禁止とあんトレは本当に続かなかったが原稿はなんとか頑張っている。私があんトレから持ち帰ったものは瀬名泉のモノマネだけかもしれない。あ、でもスタンプカード1枚まではやったのであんスタのオタクの方は許してほしい。(みんな喋り方が独特で楽しいです。アドニスがとても丁寧で親切なので心穏やかになります。)

 

ロゴつくった↓

ひらがな手書き部分と後ろのモニャモニャ案は友人、原案・仕上げは探偵ゆば

キュートさを意識して、闇要素としてファンシーになりすぎないよう色合いに禍々しさも取り入れてデザインした。こういうデザインはほとんどやったことがないのでクオリティは大目に見ていただきたい。

初期ラフ

はじめ私は日和って名前に沿った可愛らしい配色の案を出したが、友人が禍々マーブル(まがまがまーぶる)の背景を提案してくれたおかげで自分たちの目指すものに近いデザインになった。その節はありがとう☺︎

ここで、原稿作業通話用としてもくりを導入。

通称「出られない部屋」

入室者はノルマを宣告する。終わらないと出られないもくり。このもくりのおかげで原稿がかなり進んだが、0時を回ってからどんどん会話内容がひどくなるのでなんかイヤな感じで仲が深まってしまった。

VIVA LA 脱稿!脱稿万歳🙌

12月某日!無事に脱稿出来た!!やったーーー!!!

クリスマスに間に合いそうだ。なんとかギリギリで。

脱稿2週間ほど前から修羅場の空気が漂い毎晩のようにもくりで頑張った甲斐があった。

前日30分しか寝ていなかったのであとがきで尋常じゃないほど誤字をしていて死にたくなったがなにより無事入稿を終えた喜びが大きい。睡眠は大事だと改めて思った。

入稿作業は私がやったので確認の際友人の担当するページを軽く見てしまった。天天が良すぎてやられたが、先に見るのはズルなので我慢している。データ持ってるのに…。我慢我慢…。

のちの対談用に作った画像だが分かりやすいので載せる

64ページ。なかなかの厚み、楽しみだ。

本が手元に届くまで

まだ1週間ほどあるので色々やろう。

原稿がギリギリすぎて対談収録が叶わなかったのでペーパーなりコピー本なりにしようと思う。執念。

1週間あると言っても平日はろくに作業もできず脱稿後でヘトヘトなので、オンリー(?)に向け元気をチャージしつつ余裕があれば作業を分担して当日まで各々遊ぶことにした。

 

対談どうしよ〜時間ないね〜と話していたら「もう今日で良くない?」という流れになりそのままファミレスで駄弁ることに。カフェは静かそうで気が引けたため某ファミレスに入ったのだが時間帯のせいか全然人がおらず、録音した音声データには序盤自分たち二人の声と店内bgmしか入っていなかった。

この1時間43分のうち1時間くらいは無駄なおしゃべりをしている


文字起こし中、母に対談の旨を伝えると母曰く対談というのは文字で対談するものなのだという訳のわからないことを言い出して「対談」の解釈の違いがある可能性が出てきた。母の時代(失礼)はそうなのか?そんなバカな…。まあそんな解釈違いがあったにせよ作品について話し合う機会を設けて良かったと思う。作品もタイトルもよく考えて描いてくれたんだなぁととても嬉しかった。

探(探偵ゆば)、九(友人)

↑音声を聞いて書きとる。これがなかなかの苦行。とてもやりがいのある仕事です。

 

そしてなんやかんやめちゃくちゃ頑張り、対談のコピー本が完成!!コピー本!?!?ペーパーじゃなくて!?10ページある!!!なんだこれ!!!!!

オンリー直前、死にかけの状態でセブンに試し刷りをしに行って無事綺麗に印刷できた時の歓びよ

めちゃくちゃ頑張ったので、このコピー本が完成した時は凄まじいほどの万能感で満たされて「え、自分ってやろうと思えばなんでもできるんじゃね?」といつになく自信過剰になってしまった。初めてやることが不安でも、一先ずやってみたら良いのかもしれない。対談って何…?

 

オンリー(?)が近い。友人はちゃんと作業が終わったのだろうか…。

とても頑張ってくれている。

本も無事届き、やれるだけの準備は整った。ワクワクするな〜〜〜

 

12月24日

ついにこの日が

クリスマス。

 

このオンリーを成功させなければ、私達は解散───。(ということになってる)

 

無配の印刷で立ち寄ったコンビニでケーキを見つけたのでそれも買うことに。クリスマス要素を取り入れようとしている。

某持ち込みOKのカラオケに到着。「まずは敷き布を…」と用意した布を敷いたが、カラオケに来てまず机にマイ布を敷く「潔癖症なのにカラオケには来るヤバい人」だと店員さんに思われた可能性がある。

老舗の中華料理屋!?

家!?

 

オタクのクリパinカラオケの図

目立たない布がいいと判断してシンプルな物を用意したのが仇となりアットホームな空間になってしまった。

だが思い出せ…ここはオンリー会場…!設営を始めよう。

準備しよう

用意したものたち

  • 新刊
  • 無配シール
  • 対談コピー本
  • 名刺
  • ご自由にどうぞお菓子
  • お品書き(めちゃめちゃ可愛いものを作ってくれたが印刷し忘れたとのこと)

実質全て無配なのだがそこはツッコまないでいこう。

すごい!!2冊しかない!!

友人がポップを描いてくれている間に私はお手洗いまでの道で迷子になりかけたり、ちょっかいをかけたり、全然仕事をしていない気がする。仕事ができるバディでよかった〜〜。

「即落ち2コマ」と言われた

その後はあーでもないこーでもないと配置に悩み無事設営が完了。

配役じゃんけんをし、ついに渉英と天天のオンリーが幕を開ける。

会場にて…

探:探偵ゆば 九:友人(九十九)

 

探<(渉英と天天のオンリー、楽しみだなぁ…。えーっと、多分スペースはこのあたりだと思うんだけど……あった!)

 

探<(Twitter見てるのかな、緊張するけど声かけてみよう…!)

探<「こんにちは、九十九さんですか…?私、探偵ゆばです!」

九<「あっ、探偵ゆばさん!?こんにちは、九十九です!いつもお世話になってます!」

探<「いえいえこちらこそいつもありがとうございます!Twitterでお品書きを見てすごく楽しみで…!じゃあ…新刊とコピー本を一冊ずつお願いします!」

九<「はい、ありがとうございます!無配のステッカーと名刺も付けておきますね!お菓子もあるのでご自由にどうぞ☺︎」

探<「わあ…!大切に読ませていただきますね!」

探<「ステッカーかわいい!!ありがとうございます!…あ、あとお願いがありまして…」

九<「?」

探<「スケブOKとお聞きしたので、もしよろしければ…!お願いします!!」

九<「もちろんいいですよ!何が良いですか?」

探<「やった!ありがとうございます〜!じゃあ、大きい渉英とちっちゃい天天って大丈夫ですか…?九十九さんの等身もデフォルメも大好きで…」

九<「了解しました!少しお時間いただきますけど大丈夫ですか?」

探<「全然平気です!!嬉しい…!神…?」

探<(めっちゃ嬉しい…)

 

─〇〇分後─

 

九<「できました!これで大丈夫ですか…?」

探<「やば!!!!かわいい!!!!すご!?!?!え!!本当にありがとうございます!!!髪、ハートになってる……」

九<「渉の髪の毛には神経が通ってるんです」

探<「そうなんだ…」

 

 

探<(宝物にしよう…「天天前提の渉英」…)

─帰宅─

探<「よーし、さっそく今日の戦利品を見ていこう」

探<「最高だ…第二回も開催されるといいなぁ。あれ、これは……」

 

探<「『よくばりダブル』…『2つの味が1度に楽しめる』……」

 

 

 

渉英と天天のオンリー……ってコト……?

 

fin

 

 

戻ってきたよ

ということで、無事渉英&天天のオンリーは大成功に終わった。めちゃくちゃ楽しかった…!

探偵ゆばと九十九くんは相互ではないしTwitter上で絡んでもいないので「いつも見てます…!」みたいな茶番は全部嘘である。

友人がスケブを描いてくれている間はプレッシャーになるといけないので1人で歌っていたが、バトルアンセムを歌った後「(天彦)2番ひどいね」と言われたのが嬉しかった。友人は結構カリスマを見てくれているけど、たまに初見の反応を楽しめるのが良い。

キットカットは友人が抹茶好きなので選んで買った物だったのだが、家に帰り荷物を整理しているときに気づいてしまった。逆になぜ買う時に何とも思わなかったのだろう。

その後は近くでクリスマスマーケットをやっていたのでドデカツリーを見たりイルミネーションを見たり。バトルアンセムの話をしながら途中で「門は門でもセク…(自主規制)」という酷すぎるなぞなぞを考えたり。

イルミネーションが施された道を歩きながら、「天天ってデートの時手繋ぐの?」とか「渉英は将来的に車買うの?」とか、そんな風にゆるゆると会話をする。結構良いクリスマスだった。

謎の組み合わせ。

ブレブレのHOT LIMIT

 

なにはともあれ!こんな発作的に立ち上がった企画を一年弱かけて本当に実現できたことがとても感慨深い。「闇パフェ」の奥付に記された発行日は紛れもなく2023年12月24日で、注意書きには「AI学習禁止」の記述もあって、名刺の表記だって未だに「Twitter(X)」で、この本が発行されたことも今がどんなインターネットなのかも形として残り続ける。これほど興奮することって無い!本を作るって楽し〜〜〜〜!!

ここまで全力で付き合ってくれた友人にはとても感謝している。ありがとう!!解散にならなくてよかったね!!!絶対第二弾もやろうね!!

 

 

あとがき

以上になります!ここまで読んでくださった方、いかがでしたでしょうか…。

世間的に見て珍妙なことをやっているのは分かっていながら同時に原稿や準備に時間と思考と情熱を費やしていると、何が現実なのか分からなくなり頭がおかしくなりそうでした!そうした過程を乗り越え、こんな嘘みたいな同人誌を出せたことが愛しいです。需要と供給のバランスが極端に崩れるとこういうことが起こるのでしょう。

本の内容に関しては各自どこで発表しようと自由なことになっているため、今後出すことがあるかもしれません。こちらからは需要がないのと普通に様子がおかしいので多分ないかと…。渉英と天天、自分も好き!という方が万が一いらっしゃれば連絡をください。

ここまでお付き合いくださり本当にありがとうございました!!春夏秋冬関係なく皆さまご自愛ください!

闇パフェ
〜あまあまわたがし もえもえいちごのせ〜

 

九十九 (@tkmo_77) / X

⇧友人こと九十九くんのTwitter(X)。言いくるめて許可を貰えたので載せさせていただきます。